カネテツとSDGsのある暮らし カネテツと知ろう、私たちの未来のためにできること。あなたはSDGSのこと、どのくらい知っていますか?今からできること、これから変わっていくこと。少しずつできることからはじめましょう。

SDGsって?

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

持続可能な開発⽬標(Sustainable Development
Goals)の略称。
2015年9⽉の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に盛り込まれている、2030年までに持続可能でよりよい世界を⽬指す国際⽬標のこと。

カネテツができること

01海の豊かさを守る商品づくり

カネテツデリカフーズ「いいちく MSC」と「のんカニ™ MSC」は、「MSC認証」のアラスカ産スケソウダラを100%使用しています。

MSC認証は、魚をとりすぎず、海の環境や生態系に配慮した漁業に対する認証であり、SDGsが掲げる目標「14.海の豊かさを守ろう」の実現につながる取り組みです。

MSC「海のエコラベル」について

MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)は、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際非営利団体。MSC「海のエコラベル」は厳格なMSC認証規格を満たし、持続可能で適切な管理をおこなっていると認証された漁業で獲られた水産品につけられる証。このラベルのついた水産物を選ぶことによって、適切に管理された、持続可能な漁業を応援するとともに、海や魚たちを守り育むことに繋がります。

MSC-C-57888

14 海の豊かさを守ろう

MSC「海のエコラベル」商品を選んで頂くことで、持続可能な漁業を応援するとともに、海や魚たちを守り育むことに繋がります。

02練り物業界初のプラントベース商品
「Vegesh」シリーズ

Vegeshシリーズとは

近年、プラントベース国内市場規模が伸長していることから、食の多様性が加速していると考えています。普段の食生活で、手軽においしくプラントベース食品を取り入れたいというニーズにお応えしたいという想いから開発に至りました。
商品名である「Vegesh(ベジッシュ)」には「stylish(洒落た、今風の)」「dish(食事)」「wish(願い)」の3つの願いが込められています。

Vegesh カレーフライ

魚や肉を使用せず、大豆のたんぱく質と、緑黄色野菜を含む4種類の野菜(かぼちゃ・たまねぎ・にんじん・ほうれん草)が手軽に摂れるマイルドなカレー味のフライです。
大豆製品に見られる青臭さがなく、デリ風惣菜のような美味しさに仕上げました。

練り製品でプラントベースってどういうこと?

プラントベースとは、全て、もしくはその大部分が植物由来原料から作られた食品です。
※卵や乳製品を含むこともあります。

練り製品はおもに魚のすり身を原料として作られています。
本来、魚は再生可能な資源であり、獲りすぎず、決められた規範の中で持続的に利用することで環境や生態系を循環させることができます。
しかし、世界的に水産物の需要が高まっており、過剰に水産物が漁獲されることによる水産資源の枯渇が問題になっています。絶滅危惧種に指定されている生き物もいる中、練り製品も植物由来の原料を使い生態系を循環させることで環境配慮や環境保護に貢献できると考えています。

3 すべての人に健康と福祉を

誰もが平等に楽しめる安心で安全な商品を
持続的に開発・提供していきます。

03環境に配慮した容器包装

容器包装の省プラスチック・省パルプ化

商品の品質は確保しながら、包装紙・ダンボールの厚みを少しでも薄くすることで、プラスチック・パルプの使用量削減に取り組んでいます。
2022年3月からはかまぼこ製品に使用していたセロハン(プラスチック)を廃止するなど、環境に配慮した生産活動を推進しています。

ほぼカニトレー(旧)→ほぼカニトレー(新)※画像は「ほぼカニ®」のトレーです。

「ほぼカニ®」「豆乳揚げだし」エコトレー化

自社人気商品である「ほぼカニ®」「豆乳揚げだし」にエコトレー(R)を使用しています。使用済みのトレーを回収し、リサイクルした原料から再生したエコトレー(R)を使用することにより二酸化炭素の排出量を削減できます。
エコトレー(R)化により、年間約122tの二酸化炭素排出量を削減できています。
※二酸化炭素排出量は、2022年の「ほぼカニ®」「豆乳揚げだし」出荷実績を元に算出しています。

PETの再生材を使用した軟包装の使用

2023年3月より「ほぼホタテ®(真空)」「ほぼタラバ™(真空)」に、PET(ポリエチレンテレフタレート)の再生材を使用した軟包装を使用しています(※蓋材の一部にPETの再生材を使用)。リサイクルしたPETを使用した軟包装を使用することで、資源の有効活用に貢献しています。

植物由来インキ使用(インキの一部)

商品パッケージへの
「てっちゃんエコマーク」の表示

2022年3月より、環境に配慮した容器包装を採用している商品を対象とし、商品パッケージへの「てっちゃんエコマーク」の表示を開始しました。
「てっちゃんエコマーク」は地球をイメージした丸形に、環境配慮を表現した葉っぱとグリーンカラーのてっちゃんをデザインしました。
カネテツでは今後も環境に配慮した容器包装への取り組みをおこなっていきます。

  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

環境に優しい容器包装を使用することで海や陸の豊かさを守っていきます。

04地域社会への貢献・食品ロス削減の取り組み

支援団体への商品提供

2021年8月より、地域社会への貢献、出荷期限切れ食品の有効活用を目的に、地元である神戸市東灘区にある支援団体への商品提供をスタートしました。新型コロナウィルス感染拡大の影響が長引く中、生活に困窮される方が増加傾向にあり、一部の団体では物資が不足する事態となりました。状況の改善に役立てればとの想いから、商品をご提供させて頂いています。今後も食品ロスの削減だけでなく、地元神戸の皆様の豊かなくらしのお手伝いを行っていきたいと考えています。

兵庫県下の世帯への商品無償提供

長引く新型コロナウイルスの影響により食事作りの負担が増えている状況を受け、少しでも調理の負担軽減やおうち時間を楽しんでいただきたいという願いを込めて、兵庫県下の世帯へカネテツ商品の無償提供を行いました。調理の手間がなく手軽にたんぱく質がとれる「魚肉練り製品」のご提供は、調理の負担軽減だけでなく、栄養バランスの摂れた食事作りにお困りの方、外出を控える必要性から買い物に行きづらい方にも大変喜んで頂きました。

  • 1 貧困をなくそう
  • 2 飢餓をゼロに
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 12 つくる責任 つかう責任

困っている人へ自社商品を配布・提供することで貧困や飢餓をなくし、あらゆる年齢すべての人の健康的な生活を確保していきます。

05子供たちのみらいへつなぐ、食育への取り組み

主菜・副菜・生野菜の3つをごはんや麺にのせるだけの、自炊レシピ。簡単&時短で、栄養バランスもバッチリ!

市と連携した食育

コロナ禍で、大学生は仕送りやアルバイトの収入が減るなどし、食生活が悪化しているという報告があります。
大学生に自身の健康や食について考えてもらうきっかけとなることを願い、インスタグラムを通したキャンペーン KOBE大学生食チャレンジ「3オンザライス」を実施しました。
「3オンザライス」とは、ごはんの上に主菜・副菜・生野菜を載せるだけの簡単な栄養バランスのとり方であり、どなたでも簡単につくれるレシピを考案することで若い世代に栄養バランスの大切さを発信しています。

4 質の高い教育をみんなに

「食」に関する知識と経験を提供し、健康的な食生活を送れる人々を育てていきます。

07フードロス削減の取り組み

成型不良品・端材の活⽤によるフードロス削減

ほうれん草の生産者様の困りごとを解決するために、JAたじま様とコープこうべ様と新しい商品を開発しました。
ほうれん草を出荷する際、外葉の部分や規格外のものは除外され、約2割のものが食べられるにも関わらず、廃棄されています。
本来であれば食べられる規格外のほうれん草を使い、少しでも廃棄量を減らしたい、生産者様にも組合員様にも喜んでもらえる商品を作りたいという想いから「ほうれん草ちぎり」が完成しました。
生産者様、組合員様に喜んでいただけるだけでなく、フードロス削減にも繋がります。

※現在は販売されておりません。

もったいない屋

もったいない屋

商品を製造する過程で、品質には問題がないにも関わらず、様々な理由により正規品として販売することが難しい商品があります。
そうした商品を廃棄するのではなく、トーホーストア様と協業して販売する取り組みを実施しています。
通常よりも少しお求めやすい価格で販売いただくことで、フードロスの削減に繋げています。

深絞り真空包装による賞味期限延⻑

従来の包装形態では、賞味期限が製造日から7日~10日でしたが、深絞り真空包材の導入により、一部商品の賞味期限を1か月以上延長しています。
以前は賞味期限が短く、使い切れないといったお声もありましたが、賞味期限を延長することで使い切れずに廃棄することが減り、フードロス削減に繋がっています。

12 つくる責任 つかう責任

包装形態の工夫や様々な理由で売れない商品を廃棄するのではなく、新たな形で活用することでフードロスを削減していきます。

06自然環境保護の取り組み

ウミガメのいのちを守る、保護活動をサポート

私たちの事業は海をはじめとした様々な自然の恵みによって支えられており、その環境を守ることは重要な課題と考えています。その取り組みの一つが、日本ウミガメ協議会の活動支援です。ウミガメが日本の海岸で産卵する際、おびただしく流れているゴミを餌と間違えたり、釣り糸や網にからまって死んでしまうことがあります。ウミガメが安心して住めないような海になってしまわないよう、きれいな海を守り、ウミガメやウミガメを取り巻く生態系全体を保全する活動をサポートしています。

14 海の豊かさを守ろう

ウミガメや海の生態系を保全する活動のサポートを通じ、海を取り巻く問題の解決、限りある海の資源・環境の保護に取り組みます。