環境配慮の取り組みとして 廃棄ロス削減に向けた、滋賀大学との共同研究を開始

国立大学法人滋賀大学(本部:滋賀県彦根市、学長:位田 隆一、以下「 滋賀大学」)とカネテツデリカフーズ株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:村上寛)は、このほど「練り製品の需要予測モデル」に関する共同研究を開始いたしました。
滋賀大学_カネテツ1.共同研究の経緯

当社の主要取り扱い商品である「魚肉練り製品」は、商品特性上、受注生産が難しいことから、見込み数量をもとにした生産を行っております。しかし、天候やその他様々な要因が受注量に大きく影響し、計画数量と実際の販売数量に差異が生じる場合が多く、追加生産や一部商品の余剰が発生し、廃棄につながることが長年の課題でした。
滋賀大学は、日本で初めて「データサイエンス学部」を設置し、これまで多様な業種の企業と連携し、データ分析の活用による成果を挙げてきたことから、その技術をいかし、 練り製品の需要を予測することで、予定精度を向上させ、追加生産や廃棄ロスの削減を減少を実現できると考え、今回の共同研究の開始に至りました。

2.共同研究の内容

本共同研究では、当社の持つ様々なデータを分析・活用し、練り製品の需要予測モデルの構築、予測精度の向上を目指します。このモデルを活用することで、練り製品の需要予測の精度を高め、廃棄ロスの削減と計画生産の推進につなげたいと考えます。 

【共同研究打合せの様子】

共同研究打合せの様子

カネテツデリカフーズでは、これからも食品ロス削減はじめ、CSRの取組みを積極的に推進してまいります。

■会社概要

 ●国立大学法人滋賀大学
 名称      :国立大学法人 滋賀大学
 設置      :昭和24年5月31日
 学長      :位田 隆一
 所在地     :滋賀県彦根市馬場1丁目1-1
 ホームページ  :http://www.shiga-u.ac.jp/


 ●カネテツデリカフーズ株式会社 
 社名      :カネテツデリカフーズ株式会社
 代表者     :代表取締役社長 村上 寛
 本社/工場所在地:神戸市東灘区向洋町西5丁目8番地
 創業      :1926年3月(大正15年3月)
 法人設立    :1948年9月29日(昭和23年9月29日)
 資本金     :4,000万円
 業務内容    :水産練製品・惣菜の製造販売
 ホームページ  :https://www.kanetetsu.com/


■カネテツデリカフーズについて
1926年(大正15年)創業。今年、創業95周年を迎えた、兵庫県神戸市・六甲アイランドに工場を持つ魚肉練り製品の製造業(代表取締役社長:村上 寛)。1990年には全商品合成保存料無添加を実施。さらに、「FSSC22000」の食品安全管理システムの認証を取得するなど、「安心・安全」な商品作りに取り組んでいます。また、キャラクターの全身を表現する蒲鉾など独自性あふれるモノ作りをおこなっています。まるで本物のような味・食感・見た目を再現し、そのネーミングでも話題のほぼシリーズ商品は、シリーズ累計販売数量5,000万パックを突破。


■本件に関するお問い合わせ先
 カネテツデリカフーズ株式会社
 経営戦略室 高浦
 電話:078-857-3878(代表)

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