蒲鉾生産の工程は、擂潰、成型、包装の3つに分かれており、その中の第一工程にあたる擂潰を担当しています。擂潰とは、簡単に言うと蒲鉾の味付けを行い、加熱前の基本身を作るところです。すり身に塩や調味料、水などを加えて混ぜていくのですが、この工程で製品の味や食感、見た目などが決まってしまいます。そのため責任のある仕事ですが、その分やりがいも感じられる職場です。

生活に関わりの深い仕事をしたいと考えていました。そこで衣・食・住の仕事の中から、自分が一番興味のある「食」を選び、おいしいものを届けられる会社という点を、会社選びの際に大切にしていました。

社員同士のキョリの近さだと思います。新入社員として分からないことがたくさんありましたが、優しく教えてもらえ、自分の意見も伝えやすい環境があるため、成長も感じやすいです。また、歳の近い先輩や同期と食事会を行ったりと、プライベートでの付き合いがあるのも良いところだと思います。

カネテツの製品は、昔から多くの人々に親しまれてきているからです。しかし、その伝統を守りつつも「ほぼカニ」や「ほぼホタテ」など、今までの蒲鉾にはなかった新しい商品を提供している会社でもあります。そのようなおもしろい製品を生み出す会社で一緒に働きたいと思いました。

人生において、就職活動の時ほど自分を見つめ返す時はないと思います。ぜひ、色々な業界、会社を見てほしいと思います。そうすることで、新たな自分を知るきっかけにもなり、迷いのない選択ができると思います。その中で、カネテツに興味を持ってもらえ、一緒にがんばりたいと思ってくれたら嬉しいです。