複雑なうま味で、調理が難しそうなおでん。
実は、ポイントを押さえるだけで
誰でも美味しく作れます。
好きな具材をたくさん入れて、
オリジナルおでんを作ってみましょう!
味の出る(味を出す)具材と味を吸う(味がしみこむ)
バランスよく入れることがおいしいおでんへの近道です。
練りもの / 牛すじ / 結び昆布 /
ロールキャベツ /
ウインナー 等
大根 / 卵 / じゃがいも / こんにゃく /
厚揚げ / もち巾着 等
練りものを入れることで
うま味とコクのあるおでんになります。
定番から、カネテツならではの変わり種まで。
炊くだけのシンプルな調理だからこそ、
味わいが変わる大事な工程です。
大根
苦み、えぐみを取り除きます。
柔らかくなることで味も染み込みやすくなります。
こんにゃく・白滝(糸こんにゃく)
独特の臭いを取り除きます。
※白滝(糸こんにゃく)を使用する場合は、3の手順のみ
練りもの
表面の油を取り除くことで、出汁の濁りを抑え、味も染み込みやすくなります。
卵(固ゆでたまご)
大根などに味が染みやすいよう 濃いめのだしで炊き始め、最後に調整します。
材料※調理材料は4人前です。
水 | 2L |
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だし昆布 | 28g |
かつお節 | 28g |
A うすくちしょうゆ | 大さじ4 |
A みりん | 大さじ4 |
A 鶏がらスープの素 | 小さじ2 |
A オイスターソース | 小さじ1 |
作り方
鍋に水・だし昆布を入れ、30分程度つけてから弱火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出します。
繊維に逆らって切り込みを入れると、よりだしが出やすくなります。
手順1をひと煮立ちさせてから火を止め、かつお節を加え、弱火で2分程度加熱したのち濾し、Aを加えます。
濾す際は絞らない。
いくつかポイントをおさえるだけで誰でもおいしいおでんが作れます。
簡単おいしいおでんの作り方について。
おでんだしを大きめの鍋に用意します。
火の通りにくい具材、味が入りにくい具材を入れ加熱し、35~40分程度炊きます。
大根 / じゃがいも / こんにゃく / 厚揚げ 等
だしが濃くなっているようなら水を足し、濃さを調整して 練り物やお好きな具材を入れ5分~10分程度加熱します。
煮込みちくわ / 平天(さつま揚げ) / ごぼう巻 / 卵 / もち巾着 等
火は弱火で、練りものを入れた後は沸騰させないように注意して炊いて下さい。
沸騰させると、練りものの身が弱くなり味も抜け、食感と味が損なわれます。
完成
冷ましてから再度温め直すと味が染み込みやすくなります。
おでんの薬味の定番と言えば、練り辛子。でも相性の良い薬味は、実は色々あります。
例えば、大根にラー油を少したらしてみると実に美味です。
その他、一味唐辛子やゆずこしょう、わさび、刻みねぎ、大根おろしに生姜等。
是非一度試してみてください。